生きる

気が付くと二人は唇を重ね、そのうち身体も重ね合った。
このビルに来て、初めて誠司は美子とした。
そして美子にとっても、この日は初めてだった。
嘘の愛ではなく、真実の愛を育んだのだ。
偽りのない愛を。
何回も、何回も。