幼馴染という一番近い存在で、何年も十何年もあなたの隣で過ごしてきた。 あなたの隣にいて、今日ほど笑えなかった日はないだろう。 「ありがとう。結婚式には来てくれよな?」 「……うん……仕事が入ってなければ……ね」 仕事なんて休もうと思えば休める。 それでも「行く」と即答できなかったのは…… あなたに対する気持ちが邪魔をしているから。