BLACK×HEAVEN

「じゃあ例えば、さっきからあそこでヤンキーに絡まれてるメガネを助けるとか?」



あたしはカツアゲをくらってるメガネの少年を指差した。



「そうだよ!見えてんだったらさっさと行け」



めんどくさい、そう思いながらもエンマのいう事に従った。



ちんたら歩いて、模範的なカツアゲを実施しているヤンキーの近くに立つと、あたしはすぐに首をかしげ、眉間にしわをよせた。



えーっと…



どうしようかな。



「もしもーし」



とりあえず声をかけてみた。



無反応。



「おい、聞いてんのかコラ!」



怒鳴ってみた。



無反応。


さて、どうしたもんか。



どん詰まり。



「なあ、これどうしたらいいの?」



エンマに話しかけてみた。



まさかの無反応。



お前もかい。