BLACK×HEAVEN

《ヒメコ…聞こえるなら返事して》



しばらく待っても返事はなかった。



「ヒメコー!!」



頭の中に応答がないなら、直接叫んだ方がいいんかもしれん。



「ヒメコ!!」



とにかく叫び続けた。



「無駄だ。お前の声は聞こえない」



代わりに返事をしたんはエンマやった。



この家に入ってくる時に、死に別れ覚悟でいってきますって言ったけど…



よく考えれば、コイツには常にあたしが見えてるんやった。



なんとなく損した気持ち。



さっきの笑顔とピースを返せ。