BLACK×HEAVEN

家の中は思っていた以上にヒドいものやった。



もくもくと真っ黒の煙が立ち込め、1メートル先も見えへんくらいの状態。



踊り狂う炎に包まれた棚が倒れていたり、元はなんやったんかわからんくらい真っ黒になってる物体が落ちていたりする。



何度かつまづいて、危うくそいつらに突っ込みそうになりながらもゆっくり進む。



《リュウ、どこにいる?》


《動き回ったらわかんなくなっちゃった…》



いくら自分の家とは言っても、この煙では無理もないかもしれへん。



《絶対そこから動いたらアカンで》



リュウがいる場所の状態はわからんかったけど、リュウの様子からして、悲惨な状態ではないやろうと思った。



《わかった》