BLACK×HEAVEN

「まぁ、別にどっちでもいいわ。でも、まだ邪魔するなら、あんたたちには消えてもらう」


「そういうわけにいかんねん。どうしても、あのばあちゃんを死なせたくないから」



女にそう言った後、女には聞こえへんくらいの声でうしろのカズサに言った。



「カズサ、ばあちゃんのとこ行って」



すぐに反応してくれへん。



あの表情を浮かべたまま固まっている。



カズサの顔に浮かんでる表情が、どういう種類のものなんかわからへん。



それはこの女の顔を見た瞬間に表れた。



一体なんなんや…



「早く!」



その疑問を解明すんのは後でいい。



今は行動する事が先や。



「う、うん」