BLACK×HEAVEN

エンマから連絡が入ったんは、それから3日後。



いくら閻魔やからって、あの人の居場所を常に把握しているわけではなく、ばあちゃんが危険な目に合う直前でないとわからへんらしい。



上のテクノロジー…



もうちょっと進化してほしいもんや。



ギリギリじゃないとわからんとか、厄介この上ないやないか。



「来るぞ。ばあさんの家にあの女が直接乗り込んでくる」


「いつ?」


「今から20分後だ」



あたしとカズサは、ばあちゃんの家から5分くらいの場所にいた。



カズサに運んでもらってもいいんやけど、出来るだけ早く行きたい。



「エンマ、悪いけど…」


「言われなくても連れてってやるよ」



そう聞こえた瞬間に、全身が熱くなった。



カズサの体も淡い光に包まれている。



2人で同時に目を閉じた。