BLACK×HEAVEN

エンマの話を聞いてから、あたしの気持ちは常に張り詰めていた。



いつあの人が来るんか、気が気でなかったから。



「ルイ、どうしたの?最近ずっと眉間にシワ寄ってる。それに、全然笑わないし」



カズサが不服そうな、でも心配そうな表情であたしを見つめている。



「ゴメン…笑ってる場合じゃないねん」


「理由はあたしにも話せない?」


「ゴメン…」



もし話せば、カズサを巻き込む事になるかもしれんから。



「ふぅん。だったら、あたしずっとルイについてまわるから。四六時中離れないから」



予想外の反応やった。



物分かりのいいカズサならわかってくれると思ったのに。



そんな事されたら、確実にカズサを危険な目に合わせる事になる…



やめさせな。