BLACK×HEAVEN

「仕事は順調ですか?」



ちなみに、カズサは空を自由に飛べる。



「うん、まぁ。っていうか今も仕事中やし」



あたしは、コンビニで万引きをしようとしている小学生の男の子を見張っていた。



「あの子を見張ってるの?」



そう言った声がなんとなくおかしかったから、カズサの顔を見た。



不安そうな、心配そうな、それでいてとても大事なものを見ている時のような目をしている。



「知ってる子?」


「うん…ちょっと…」



誰なんかは言いたくないみたいやから、聞かへんかった。