BLACK×HEAVEN

「誰かいるかな」


「別にいても構わねぇよ。殺っちまえばいいんだから」



強盗たちは声を潜める様子もなく、ニヤニヤ笑いながら話している。



あたしの想像通りの強盗さん。



1人は営業マンのような声で、もう1人はいかにも悪そうなガラガラ声。



2人ともサングラスをしていてハッキリ顔は見えへんけど、結構若いという事はわかった。



もしかしたらあたしとあんまり変わらへんかも。



強盗はまだ、ばあちゃんがいることに気付いてない。



出来れば気付かんといてほしいんやけど、まぁそれは無理な話。