BLACK×HEAVEN

あたしがお茶をすすってる間、ばあちゃんはずっとあたしの顔を見つめていた。



「おいしい?」


「うん」



完全におばあちゃんと孫の会話が成立している。



あたしはそれが嬉しかった。



久しく触れていない温かさ…



「ところであんた、一体何しに来たんだい?」



ばあちゃんは、見た目と言葉遣いのギャップがある。



そんなところもまた良い。



「それはちょっとまだ言えへんのやけど」



未来を人間に教えたらアカンってエンマに言われてる。



未来を事前に知り、それを変えていいのは、神様と閻魔とあたしのような立場の幽霊だけなんやって。



ちょっと優越感。



あたし、結構すごいやろ?