「そういえばさ、もうすぐで文化祭だよね!
すっごく楽しみ!」

いつものように学校で美々と話していた。

すると急に隼人が私達の間に入って話に参加してきた。

「てか、この学校って文化祭の時期おかしくね?
普通秋にするよなー!」

隼人はヘラヘラ笑いながらそう言った。


文化祭は5月30日に行われる。

まだ5月8日でゴールデンウィークが明けたばかりだけど、もう文化祭の準備は少しずつ始まっていた。


「でも他の学校と文化祭の日が被らないからいいんじゃない?
このクラスは何するのかなー。」

美々が首をかしげながら言った。

「何がいいだろー。
まあ、次の授業で決めるからいっか!」