「姫、本当にやるのか……」
『ええ………。』
「っ、そうしたら姫は………」
『ありがとう、ロキ。でも私はやるわ。民を救いたいから。』

ポワッ
女は光に包まれていく

「姫!」
『ロキ、約束するわ。いつか、あなたの元へ帰ってくる。だから、





私をみつけて。』

―っ、姫……。

「約束します。絶対に、貴女をみつけます。」
『…ありがとう。それと、
あの人の事をお願い。きっと、怒るから……』

光が強まる

『ロキ、待ってるわ。』


その日、1人の女が姿を消した