『ねぇ瞳(ヒトミ)は明日集会くんの?』


そうあたしに話をかけて来たのは同い年の美夜(みや)。


「わっかんねぇ。」


と、適当に返事をするあたしは瞳。14歳要するに中2。
あたしはつい最近レディースに入った。
ただ他の奴らと同じに見られたくなくて...
ただ強い女になりたくて...


街を歩けば喧嘩。
売ってなくても買られる喧嘩。


こんな事で強くはなりたくなかった。だけど...


あたしん家は親とあたしと妹。
今まで何不自由のなっかた家。
つい一年前までは普通の子だったあたし。

こうなったのは全部、全部...あいつらのせい。