~青龍サイド~
「ふぅ間に合った」
そして校門にはひとつの影が
「美紀?」
そう言うとその影は振り返った
「青龍?」
「そうだよ!」
「うそ!?本当に青龍?」
「そうだよ。」
「何か、変わったね」
「そう?」
「うん!何か男の子ぽくなった!」
ギクッ
バレタ?バレテ無い?
「美紀も可愛くなったよ!」
「そう?」
「そうだよ!!」
ばれてなかった。
良かった。
でも親友に嘘つくの辛いな。
「何処か行く?」
「うん!!久しぶりに会ったんだし
ドライブしよう」
「えっ!?」
「だってバイクで来たんでしょう?」
「分かった。はい。ヘルメット」
「ありがとう」
そして、
ヴォン
バイクはまた爆音を立てて動き出した。
「このへんってあの不良校のあたりだよね?」
「そうだよ。」
夜風が当たって気持ち良い。
そして角を曲がったらなんとあの3人組が歩いて
いたのです。
やばい
「ねぇ青龍何処行くの?」
「内緒!」
やばい
ヤバ過ぎる
「ねぇ今、誰か青龍って言ってなかった?」
「雅、考えすぎだよ。」
「そう見たい。」
良かった。 
そして校門
「今日はありがとう。楽しかったよ!」
「うちも!」
「じゃあね!」
「ばいばい」
そして帰り道。
バイクで走ってると誰かに捕まった
「放せ」
「ふふふ」
うっ眠くなって来た。
こいつら睡眠薬使ったな。
くそ
くそ
誰か
助け

そして私は眠りに着いた。