そして教室前廊下。
「ここで待ってくれる?」
「はい。」
「えっ。このクラスに転校生が来ている。
入ってくれ。」
ガラガラ
「紹介しよう。転校生の成宮青龍君です。」
「始めまして。転校してきました成宮青龍です。
よろしくお願いします。」
ピシュ
「無駄ですよ。」
ピシュ
ズコッ
(やばいこいつに逆らったら死ぬかも)
「席はえっと、小山の隣。窓側の1番後ろ」
そして
「よろしく」
「あぁ」
そして休み時間。
(暇だから屋上行こうっと)
ガチャ
「ん~。気持ちいい」
「誰だよ。俺らの縄張りに入ったのは?あぁ?」
「チワ~ス」
「喧嘩売ってんのかこの「松山組」の総長の俺様に?」
「そこじゃまです。」
「んだと。」
「だからそこじゃまです。」
「辞めた方がいいよ転校生。死んじゃうよ。」
「ニコッ大丈夫。」
「この野郎」
ドカッ
スッ
「こいつ」
ドカッ
ドカッ
「こいつ強え~。いったい何者だ?」
「ただの転校生だよ。ニコッ」
「お前名前は?」
「成宮青龍」
「俺、神藤雅」
「俺は小山直樹」
「そして俺が藤岡秀介。よろしく。」
「よろしく。ニコッ。」
(男のくせに笑顔可愛い!!)