俺はケータイを開いた。 海里も画面を覗き込む。 [ニュースつけろ] 「は・・・・?」 俺は訳がわからなかったが、海里はすぐさまテレビのスイッチをいれ、チャンネルをあわせた。 殺人事件の速報が流れていて、現場は俺達の家の近くだった。