君、想う刻


バイトの終わりが近づいた頃に廣瀬が来た




「迎えに来たよ」



「ありがとう」




ほら廣瀬の顔を見ても辛くないし




「朱音ちゃんお疲れ様」



バイトが終わり廣瀬が寄りたい場所があるみたいで




そこは私が廣瀬がちひろとキスをしていた場所だった




「朱音……」


廣瀬が真面目な顔になった


廣瀬が言いたいことが分かる


のに……断るのが辛い




だから


ごめんね



「好きだよ

付き合って下さい」





「ごめん……無理」