「……本気ですか?」 ふざけてるんじゃないか。 何か、罠なんじゃないか。 どうしても勘ぐってしまう。 『本気です』 真剣な、そしてちょっと緊張した様子の顔で山下君は言う。 私は、デブ。 道を通ったらみんなが好奇の目で見る。そんなデブ。 「私、こんなにデブですよ」 すごく恥ずかしかったけど、正直に言った。 すると山下君は、優しい笑顔でこう言った。