神様、私をデブにしてくれて、ありがとう。




その答えに、良樹は一瞬止まる。




嘘でしょ?



とでもいいたげな顔をして。






『本当?』





「本当です」





『な、なんで?』








なんで………。






こんな格好良い人に。




ついこないだまで85キロありました。




超ド級の、デブでした。







そんなこと、恥ずかしくて口が裂けても言いたくなかった。








そう思った私の口からは、とっさにこんな言葉が出る。