僕の人生狂いました。

「何故ストッピングさせるんだ。リーダーが何処に所属してるかご両親に伝えるべきだろう」

所属って…、

事務所じゃないんだから。

「僕から父さん達にちゃんと言いたいんだ。だから工藤くんは言わないで(ボソッ)」

工藤くんの耳元で言った。

てきとーに言い繕わなきゃね。

僕こう見えても嘘はうまいんだよ。

「そうか。リーダーがそう言うのなら言わない」
「うん、ありがとう」

よし、
嘘大成功。

「ていうか、工藤くんここにいていいの?結構遅いけど……」
「それなら心配ない。でも8時半には帰るぞ、小梅ちゃんが待ってる」
「そう…、あはは…」

どんだけ小梅ちゃん好きなんだ。

「メシ出来たぞおぉ!!」
「母さんうるさいよ!」

近くにいるんだから叫ばないでほしいなぁ!

「にぎやかな家庭だな」
「ま、まぁね」

別の意味でのにぎやかだろうけど。