僕の人生狂いました。

「転校か…」

何何何何何何何何何!?
やっぱり転校生って目ぇつけられやすいの!?

「フン…」
「え…」

工藤くんは自分の席に行ったみたい。


って!
工藤くんの席僕の斜め前じゃないか!近っ!


隣りには普通に怖い高橋くん、前には威圧感が半端ない村田くん、後ろには怖いけど多分結構マシな神岡くん、斜め前には怖いとしか言い様がない工藤くん。


皆怖っ。
事件とか起きなきゃいいけど…。

いろんな意味でたくさんの事を経験して、授業なんて聞いてられなかった。

まぁクラスがクラスだから授業っぽくないけど。

普通に席立つわ、大声あげるわ。

鬱になりそう。


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やっと授業が終わり、帰る時間になった。

「お疲れ」
「あ、菊地くん」
「しっかしお前、とんでもない席になったな」
「え」
「お前の周りにいるやつな、この学校でも1番って言っていいほど喧嘩強いんだぜ」