まぁ…私には関係ないけど!! チャラチャラした軽い男嫌いだし!! できれば関わりたくない…… 「んじゃ芹。俺クラスに戻るから。水菜チャンまた明日ね!」 と満面の笑みで私の頭に手を乗せクシャクシヤと髪を撫でた。 周りからは、いいなぁ〜という声と痛い視線が私に刺さる。 「芹…明日は顔だせよ」 槙斗はヒラヒラと白くて大きな手を振りながら教室を出て行った。 これが、私と槙斗が仲良くなるキッカケでもあり……‐‐ 付き合うキッカケでもあった……‐