「何黙り込んでるんだよ?まだ麗奈にヤキモチか?」




「違うってば!!」





「はいはい。
あみ、あらためて卒業おめでとう。
これ貰って欲しいんだけど…」






そこには一際輝く小さなダイヤの指輪があった。










「……大ちゃん?
私、期待しちゃうよ?」



泣きながら話す私に大ちゃんは微笑んだ。






「期待して。
俺と結婚して下さい。」














「……はい。」