好きと言えたら




「私は……」



いざ気持ちを伝えるとなると緊張してしまう。



今の私の顔は茹でだこのように真っ赤で
穴があったら入りたいような気分だった。




「……あみ?」




やっぱり私は大ちゃんが大好きなんだ。



この優しい声を独り占めしたい。



このぬくもりを独り占めしたい。



私は……












「大ちゃんのことが大好き。」