らぶ☆すとーりー 4

若い店員さんが来ると迷いもせずに「オムライス!」と言う須藤さん。



ここに前にも来た事があるのか、それともオムライスが大好きなのか。



「じゃあ、私も同じので。」



すぐに決められなかった私は、迷っている時間が勿体無いので同じオムライスにした。



須藤さんは、あの日の事は何も言わなかった。



これが須藤さんの優しさなのか?



普通なら「大丈夫?」とか聞いてくるだろう。



けど、この日の須藤さんは何も言わなかった。



だから、私はこれだけ言った。



「須藤さん・・・?」



「ん?」



「ありがとう。」



すると、須藤さんは何かを察したのか、


「いいえ」と私に微笑んだ。