その日は朝から
39.4℃の熱があって
よろよろと
ベッドから出て
パジャマのままキッチンに立つ
うわぁ~グラグラする
顔は熱いのに身体は寒い
で……でも
柊ちゃんのお弁当と朝ごはん作らなきゃ………
冷蔵庫を開けて
卵を出そうとしてたら
洗面所から出て来た柊ちゃんが
「結!何やってるんだ
寝てなきゃダメだろう」
「だ……大丈夫だよ
待ってて柊ちゃん。今、ごはん作る…………」
私の言葉をさえぎって
「頼むから休んでて」
柊ちゃんは私を抱き上げて
「…やっ、いいよ。1人で歩けるよ………」
「熱がある時はおとなしくしてろ」
柊ちゃんは私を抱っこしたまま
寝室へ運び、ベッドに寝かせてくれた



