ベッドに入って


柊ちゃんの腕まくらで
ぴったり 寄り添う




「ね、柊ちゃん」



「……うん?」



「私ね、調べたんだ」



「何を?」



「私の身体のことだよ」



私のこの一言を聞いて



ガバッ
柊ちゃんは飛び起きて
私を見つめた



「か……身体のこと?」



「う、……うん」



何で?


柊ちゃん


何で そんなに驚くの?



「子宮発育不全ってね……」



私が話を続けると



「…あっ、…そっか。子宮ね…」



柊ちゃんは


はぁ―――――って
長いため息をついた



「?」



なんだろう?



変な柊ちゃん



柊ちゃんは また私の頭の下に腕を入れて


ベッドに横になった



「薬を飲むのも治療方法だけど
他にも方法があるんだって」




本屋さんで
立ち読みして来たんだ



その医学書に書いてあった方法……