しかし二の句が継げず、「いや…、あの…、その…」といった言葉をただ繰り返すことしか出来なかった。
そんな自身の狼狽ぶりをキョトンとした表情で、小首を傾げて見る涼子の仕種に心臓の音が更に高鳴った。
最近、涼子を目で追う回数が明らかに増えていることに、優自身、気が付いてはいたが、それが彼女への恋心かどうかは確信が持てなかった。
文化祭の委員に任命されてから共に過ごす時間が多くなり、優しく接してくる涼子を意識し出すのは、女性経験が皆無の優にとっては仕方のないことだった。
それが優だけに向けられた優しさとは違うとは解ってはいても、一度意識してしまうと気持ちは膨らんでいくばかりで、抑えることが出来なかった。
涼子を想って幾度となくマスターベーションを繰り返してきた優にとって、この二人きりの状況は恥ずかしさと共に性的衝動を覚えさせた。
「佐々木くん、大丈夫?」
先程から顔を紅潮させ、俯き加減でブツブツと何か囁いている優を心配した涼子が覗きこむ様に尋ねる。
しかし理性と性的な欲求が激しく葛藤し、目を瞑り心を落ち着かせようとしている優の耳には涼子の言葉は聞こえてはいなかった。
そんな自身の狼狽ぶりをキョトンとした表情で、小首を傾げて見る涼子の仕種に心臓の音が更に高鳴った。
最近、涼子を目で追う回数が明らかに増えていることに、優自身、気が付いてはいたが、それが彼女への恋心かどうかは確信が持てなかった。
文化祭の委員に任命されてから共に過ごす時間が多くなり、優しく接してくる涼子を意識し出すのは、女性経験が皆無の優にとっては仕方のないことだった。
それが優だけに向けられた優しさとは違うとは解ってはいても、一度意識してしまうと気持ちは膨らんでいくばかりで、抑えることが出来なかった。
涼子を想って幾度となくマスターベーションを繰り返してきた優にとって、この二人きりの状況は恥ずかしさと共に性的衝動を覚えさせた。
「佐々木くん、大丈夫?」
先程から顔を紅潮させ、俯き加減でブツブツと何か囁いている優を心配した涼子が覗きこむ様に尋ねる。
しかし理性と性的な欲求が激しく葛藤し、目を瞑り心を落ち着かせようとしている優の耳には涼子の言葉は聞こえてはいなかった。

