風が少し冷たくて気持ち良い。 メガネのない視界は広くて、眩しい。 でも、やっぱりキレイだよ。 いつ振りだろう… こんなに呑気でいたら、何だか罰が当たりそう… 私は、相沢くんの背中を追いかけるように自転車を走らせた。