私は、キッチンで棒立ちしていた。 人様の家に勝手に上がり込んだ挙げ句、その上勝手にキッチンを使用して良いものかと… 悩んだ末、これも不法侵入してしまったことと一緒に怒られることにして、私はお粥を作った。 グツグツとご飯の弾ける様を見ながら、私は私を見た。 早紀ちゃんが 相沢くんが 叶くんが 私を変えてくれた。 暗闇から引っ張り出してくれた。 毎日に色をくれた。 すべての始まりは…