それは初恋で、





あの時、湊介さんに過去にするって宣言したのは、早紀ちゃんのケジメなんだよね。




でも、それって辛くて、切なくて、悲しい気持ちに苦しむ以外に方法はないのかな?




臆病な気持ちが心を侵食していく。




早く、自分の気持ちに気づきたい反面、気づかなければこのまま誰も傷つかずに済むと思う私が出てきてしまう。





必死に声を殺して枕を濡らす早紀ちゃんに、私は気づかないフリをすることしか 出来なかった。