それは初恋で、





わぃわぃ、ガヤガヤ
笑いの絶えない空間。


なんて、心地良いんだろう。






ん?


違う!!

勉強!! 休み明けテスト!!




私はふと我に返った。

かと言って、この空気を変える勇気もなく。

私はそっと荷物を持って、部屋の隅で壁にもたれ掛かっている叶くんの隣に座った。