「悪い? 一目惚れよ!! 湊介さんは私の命の恩人なの!!」 「どういうこと?」 「前に…駅のエスカレーターで前の人の鞄が当たって、バランス崩して落ちそうになった時、サッと支えてくれたの。あの時、一目惚れした人にこんなとこで再会するなんて運命感じる他ないじゃない!!」 「…単純」 「何とでも言いなさいよ」 「どーでもいいけど、湊はソレ覚えてないんじゃない?」 「うるさいわね!! そんなの分かってるわよ…」 早紀ちゃんはまたシュンとしてしまった。