それは初恋で、





「藤沢、反省文って何書けば良いわけ?」

「…遅刻の原因、反省点と改善点…かな。書いたことないから、分からないけど。でも、もうしません、気を付けますってことを書けば良いんじゃないかな」

「だよな。粗方書いたんだけど、用紙が余る」

「全部書かなくても良いと思う。そういうのって気持ちが大事だし」

「よし、じゃいっか。藤沢、悪いけどコレの提出付き合って。」

「うん。私が持ってくるように言われたし」

「悪いな」



私たちは教室を出て職員室に向かった。


日が落ち、廊下も暗くなっている。




「藤沢って家遠い?」

「自転車で20分くら…い?」

「あ~、じゃ、送るわ」

「え、いいよ。大丈夫」

「大丈夫じゃないし。危ないから」




こんな事言ってもらうの、初めて…
早紀ちゃん以外のクラスメイトと一緒に下校


ちょっと、すごく…
嬉しい。