それは初恋で、




叶くんの声を聞いた途端に、何だかごちゃ混ぜになった感情と恐怖が一緒に、が大粒の涙になって溢れた。




「藤沢ッ!! 中にいるんだな?!」

「…くん…叶くん!!」




出た!

声が、届いた…