「…前ほど恐くない。不安はあるけど」 「またいつ酷い目に遭うか、とか? んなビクビク毎日が過ぎてくなんてもったいないだろー」 「…」 相沢くんの言葉には、いつも何か特別な力があるみたいで、私の心に染みていく。 「どうせなら、笑って過ぎてく毎日のが良いと思わない?」 「…うん、その通りだね」 「…あ~、だからさ…俺に藤沢の毎日、託してみない?」 「え?」 「藤沢が毎日笑ってられるように、俺が藤沢の傍にいて守りたい」 「え? あの、それって…」 「うん、告白」 えぇ~ーー…!!!! !?