それは初恋で、



授業間の時間も昼休みも、まだ私を動物園の動物みたいに、他クラスからも人が見に集まった。


居たたまれなくて、私は逃げ回った。

早紀ちゃんはその集団から私を守ろうと動いてくれた。



屋上へ逃げると、屋上には先客がいた。