―――――――――
ホームルームの時間中、先生の言ってることは名にも聞いていなかった。というより聞こえなかった。
彼の短い、名前だけの自己紹介が頭の中でぐるぐる回っていた。
とても高校2年生とは思えない。大人っぽい色気があるような気がする。
…何考えてんだ自分…
少し伸びた黒髪は変に飾ってなくて、それと少し色白みたい。背も大きくて、もう…完璧!!!!
「峰岸涼くんか…」
五十嵐茜、17歳。
恋に落ちました。
初恋です。相手は超イケメンです。
ぼけーっとしてると、先生の声で目が覚めた。
…
「じゃあ、席は1番後ろの五十嵐の隣ね。」
.
ホームルームの時間中、先生の言ってることは名にも聞いていなかった。というより聞こえなかった。
彼の短い、名前だけの自己紹介が頭の中でぐるぐる回っていた。
とても高校2年生とは思えない。大人っぽい色気があるような気がする。
…何考えてんだ自分…
少し伸びた黒髪は変に飾ってなくて、それと少し色白みたい。背も大きくて、もう…完璧!!!!
「峰岸涼くんか…」
五十嵐茜、17歳。
恋に落ちました。
初恋です。相手は超イケメンです。
ぼけーっとしてると、先生の声で目が覚めた。
…
「じゃあ、席は1番後ろの五十嵐の隣ね。」
.
