マイセブンティーン ~国家機密と世界1オープンな恋~


――――――

レイさんの言う通り俺は、五十嵐茜のいる高校に潜入することになった。

制服を着るのは2年ぶりだ。当時の事を思い出す。

仲の良かった友達は今頃どうしてるだろうか。
最近忙しすぎて連絡も取れてない。

俺の高校時代は一般的に言ゔ青春゙ではなかったような気がする。
ただ毎日毎日、1日でも早く大人になってWJに入りたいと思っていた。

学校が終わってからの射撃の練習も欠かしたことはなかった。

小学6年のあの日――

母親が任務中に俺をかばって死んだあの日から。

父親がいない俺にとっては、たった一人の肉親。

父親は、俺と母親を捨てた。

だから俺が生まれた時からずっと1人で俺を育ててくれたんだ。
――国を背負いながら。

それがどんなに大変だったことか。今なら少し分かる気がする。

そんな母親のことを、父親代わりになって守りたかった。守るべきだった。

なのに…――

その守りたいという気持ちが、逆に母親の死に繋がってしまった。



それは、俺が弱かったから。



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