君が弟、アタシが姉







「あのねぇ、あのねぇ…」






「ん?」







葉音ちゃんはアタシの耳元まで来て、

「颯クンと喋ってないよね?」







「うっ…うん」






「よかった。喋ってたら、ぶっ殺すからね♪」






「……」







それだけ言って自分の教室に帰って行く葉音ちゃんの背中を見る。






「…殺せるなら、殺してみろ」