君が弟、アタシが姉






未だにアタシの瞼は開かないまま。






ガチャ…




誰かが入ってくる。






「あれ、誰こいつ」






男の人の声。






「…榊?」





アタシの事、知ってるの?






アタシの頬に暖かい手が触れた。