「言えないから…、ごめん……」 「榊…。……榊が言えないって言うなら、オレは無理には聞かねぇ」 「…ん、ありがと」 引き寄せられた肩が離れて、新堂くんはどこかへ行った。 アタシは急いで着替えて、オーダーを取りに行った。