その姿がライトに照らし出される。 明かりが明度を上げる。 その照明と共に、 彼は目を開けた。 キーボードが静かに音を吐き始める。 ヴォリュームをあげていく、 その音階は、 類の無意識の部分にまで入り込み、 深い切なさを探し出して、 締め上げる。 こっちの意識を魅了し、 ステージの上に作り出した幻想的な音の世界へ導いていく。