「こんなこと 言える立場じゃないけど 俺はいつでもあいみの 傍にいたい。一番に あいみを支えてやりたい」 「先生…!」 抱きつこうとしたあたしを 先生は止めた。 「連絡して」 そう言われて 渡されたのは 先生の名刺だった。 「…いいの?」 「あぁ。じゃあ、 そろそろ教室に戻れ。 授業に遅れたらまずい。」 「うん…」 でも、あたしは 教室に戻るふりをして 保健室に行った。