先生は今度は優しく 手を引いてあたしを 抱き締めてくれた。 涙が止まらない。 「俺も同じだよ…」 あたしは驚いた。 「…えっ?本当に?」 「嘘だったら キスなんてしねぇよ」 そう言いながら 先生はメガネをとる。 そして、また 先生はあたしにキスをした… この前より長くて この前よりも熱くて あたしはその場に 立っているのが 限界だった。