私の王子様-先生【完】



「送ってく」

「はい?」

「お前は耳が遠いのか?」

「そうじゃないですけど…」



でもさっきはそんなこと言ってなかったし


てかなんでさっき私の後ろにいたの?!


考えてみたら不思議な話。


先生の行動は謎だ。



「ほら行くぞ…」

「は、はい」



前を歩く先生に私は必死についていった。


てか先生歩くの早い…


もう少し考えてくれてもいいんじゃない??


でもそういうところも先生らしくて好きなんだけど…