「先生…」

「何?」

「やっぱりなんでもないです…」



本当はキスしてほしいって言いたいけど


そんなの恥ずかしくて言えない…



「なんでもないねー」



私の考えを見透かしているような目。


ダメ!!


この気持ちだけは恥ずかしすぎてばれたくない…



「お前な…顔に出てる」

「はい?」



先生と私の唇が重なった。


さっきとは違って長いキス。


そして幸せいっぱいの甘いキス…



本当に幸せだ。