私の王子様-先生【完】





「ふっ…」




先生はなぜか笑った。


私がせっかく勇気を出して言ったのに笑うなんてひどすぎる。




「なんで笑うの?!」

「別に~」

「も~!!」



そして先生は急に私の頭をポンポン叩いた。


おかげでさっきまでうるさかった私は静かになる。



「名前で呼んで?」

「へ?」

「だから、名前で呼んで?」



先生は悲しそうな目でそう言った。


どうして急にそんなことを言うのだろう?