空気の読めないやつ… と言ったら一人しかいない。 「卓磨うざっ…」 本当にあの優しい卓磨からは想像もできないような 空気の読めなさ… 空気的に乱入できる卓磨はある意味で素晴らしい。 「明、俺にしとけって!!」 おまけに何? 朝からジョーク? それとも本気なんですか? 「卓磨…もうやめて」 私は殴りたい気持ちを抑えながら言う。 「はい…」 卓磨もおとなしくなる。